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東京電力に原発を任せるのは妥当なのか

日本で最も電力を必要としているのは、間違いなく首都・東京であろう。東京に電力を供給しているのは、ご存知、あの東京電力である。東電が起こした原発事故は枚挙にいとまが無いが、2007年に起きた柏崎刈羽原発事故は、東電の体質が公にされた初めての事例ではないだろうか?

ここでは、柏崎刈羽原発事故を題材に、東電は原発を運営するに足る存在なのかを考えてみたい。

柏崎刈羽原発事故で起こったこと

2007年7月16日、新潟県で発生した中越沖地震により、東京電力柏崎刈羽原発が大きく破壊された。幸い、大規模な放射能漏れには至らなかったが、実は極めて深刻な事態が…

「想定外」は言い訳にならない

「想定外の事態が起きた」「想定外の揺れだった」…原発事故の際には頻繁に聞く言い回しだが、果たしてこの態度は許されるものなのだろうか?中越沖地震以前にも、女川原…

東電の「安全です」がより一層の不安を呼ぶ

原発問題にしても、いわゆる“風評被害”にしても、これらを不安に思う気持ちは、持つべき“危機意識”のアンバランスさが原因となっている。「国民に知識が無く無知だから…

原発は本当に低コスト?

水力発電や火力発電に比べると、原子力発電は低コストで経済的であるとされている。これは真実なのだろうか?実際に計算してみよう。1ドル124円の為替水準で考えると…

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