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東京都の被害状況想定

日本の原発は、大都市から離れた土地に建設されているとは言え、事故が起きた時の主要都市への影響は計り知れない。日本の原発事故における放射能汚染の広がり方や急性障害による死者数の想定は、アメリカ政府の「WASH-1400」報告書に基づいて算出されているが、東海二号炉が大事故を起こした場合、東京都のガン死に関しては次のように見積もられている。東京は東海二号炉から風下およそ120kmの地点にあるが、“避難しないまま”5年間東京にとどまれば、都民の50%以上、8日後に避難した場合でも、18%がガンで死亡すると想定されている。

東海以外で重大事故が起きた場合の被害状況は?

東京以外の主要都市はどうなるだろうか?泊原発から80kmの地点には札幌が、浜岡原発から130kmの距離には名古屋が、そして若狭湾の原発群から100kmには大阪があるが、いずれも住民の40~100%がガンで死に至る、とされている。広島や福岡の場合も、同様の傾向であるようだ。

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