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脱原発するためには

チェルノブイリ原発事故が歴史上でもっとも最悪な原発事故だということは言うまでもありませんが、東日本大震災の時の福島第一原子力発電所の事故も十分大きな原発事故です。

この事故により原子力発電所からの脱却を考えることに繋がったのですが、2011年に起こった事故からすでに8年が経過しています。8年も経過しているのになぜまだ日本には多くの原子力発電所が存在するのでしょうか?

一つは、原子力発電が停止すると次に発電能力が高い火力発電によって電力を作るわけですが、火力発電にするとコストが大幅に上がってしまい、必然的に我々の電気の使用料が上がってしまいます。

にう一つは、原子力発電に代わるローコストの新たな発電方法がないことです。正確には発電方法がないのではなく、大量発電するための技術が確立していないことです。

例えば、太陽光発電により毎日大量の電気を作り出すことが出来れば原子力発電の代わりに太陽光発電を使えます。しかし現在の技術ではそれができないため、原子力発電から脱却できないわけです。